まず幼少期の話をしましょう。
ど田舎で生まれ育ちました。
ピアノ教室を営む母と中学校教員の父の間に生まれた、明るくて天真爛漫な女の子でした。
私とは少し違って人見知りで、でもみんなから人気者な兄がいました。(もちろん今も生きてますよ? )
小さい頃は母親が思わず心配するほどの天真爛漫さでした。スーパーの警備員のおじさんに、買ってもらったお菓子や新しい洋服を「いいでしょー?」と自慢したり、「ちょうちょになる!」と言ってみたり、当時の私の母は、まさかこんなに優秀な生徒になると思っていなかったそうです。失礼な。
そんな天真爛漫な女の子はピアノと水泳を始め、すくすく育っていきました。そして…
とんでもないブラコンが出来上がりました。
文脈おかしいでしょww
でもそうなんです。登下校も兄の後ろを小走りで頑張ってついていくような、そんな妹ができました。
私が小学校3年生に上がる時に兄が小学校を卒業し、その時もすごく寂しがりました。表には出しませんでしたが。すごく心細かったことを今でも覚えています。
でもこれが、悲劇の始まりでした。